ありったけの夢を追いかけてる

お久しぶりです。なんだか2月5日以降ずっと時間が過ぎるのがとにかく速くて、ほぼ毎日浮かれっぱなしでふわふわした気持ちのままでいます。
あの日、日生劇場で発表された7人でのデビュー。その場にいることはできなかったけど、ツイッターを開いて目にした待ち望んだ現実が嬉しくてたまらなくて、堪えきれず友人に電話をして泣きながら喜びを分かち合いました。
そこからなんとか必死で探して手に入れたチケットを握りしめて行った、デビュー記念公演。
そこには想像していたより何倍も、何十倍もあったかくて楽しくて幸せで、キラキラした瞬間がたくさん詰まった素敵な景色が広がっていました。

以下畳みます。

感想を何度書いてもきちんと言葉にしきれなくて、気持ちだけが先走ってうまく文字を繋げられないでいます。未だにそんなだなんて、可笑しいよね。でも何度思い出しても、あのステージの上に散りばめられていたたくさんの場面が、あのときの熱量が、ずっと消えずに残っているんです。
幕が開いた瞬間、パッと7人の並んだ姿が飛び込んできて。初見は絶対に双眼鏡を使わずにいようと思っていたので、神ちゃんだけを目で追っていても視界の端にはお揃いの衣装を着た彼らがおのずと飛び込んでくるんですよね。なんてことないごく普通の燕尾衣装だけど、それでも、7人がお揃いの衣装を着ていることがただただ嬉しかった。そこに神ちゃんの姿があることが、照史と淳太くんと濱ちゃんと、しげと流星とのんちゃんと一緒に並んでいる姿を見ていられることが本当に嘘のようで奇跡みたいで、でも嘘じゃない。奇跡じゃなくて、彼らが自分たちの手で、その絆で掴み取った現実で。それをこの目に焼き付けることができるのが幸せでした。

一幕のお芝居は、結末がわかっていてもやっぱり何度も胸を締め付けられました。正直三度の観劇中、三回とも四人だけでのシーンはあまり直視することができなかった。だってあのシーンを見るたびにあの悪夢のような一ヶ月を思い出してしまうから。こんな言い方をしてしまうと快く思われない方もいるだろうことはわかっているんですが、それでもあえて嫌な書き方をします。あの一ヵ月間は本当に悪い夢でしかなかった。彼らを嫌いになるなんてことは絶対になかったけど、もう傷付きたくない、だからこの四人の姿をなるべく目にしたくはないと思っていたし、祝う気持ちなんてこれっぽっちも生まれなかった。悔しさと悲しさとつらさとが毎日胸に渦巻いてどうしようもなくて、それをどこにぶつけたらいいのかも分からなかった。だけどもう、そんな風に思わなくてもいいんですよね。悪い夢は醒めたんだから。もうあの悲しみに暮れた毎日を思い返して泣かなくていい。彼らが彼らの手で鮮やかな未来を切り開いてくれた。あまりにもドラマチックすぎてよくできた作り話じゃないかと疑ってしまうくらいだけれど、夢じゃなくて現実として7人での未来を創ってくれた。
ツインやかみしげのシーン、照史から濱ちゃんへの言葉、それ以外にも全部全部狙ってやってるんでしょって思ってはいたけれど、それでも毎回気持ちがぐちゃぐちゃになって涙が止まらなくて。アキトがひとりで歌う最中に、上手の端っこでライトを浴びて踊るカミヤマが、途中で踊ることを止めてしまうシーン。俺はもう歌わないとカミヤマが告げるシーン。シルエットだって虹色の歌だって、本当にずるい。ひとつずつみんなの気持ちが固まって仲間が増えていくのが嬉しくて、お芝居だって理解してるのにまるで現実の話のようで。まぁ現実とリンクさせてるから当たり前なんだけど。…あぁもう、何が言いたいのかよくわかんなくなってきちゃったなあ。
でもあの一幕を最後をあんなキラキラした曲で、7人それぞれの色をしたお揃いの衣装で締めるだなんて、本当にこのひとたちはずるいな、好きだなあ、そう改めて実感しました。

一幕であれだけ泣きじゃくって幕間で一旦気持ちを落ち着けて、いざ二幕。正直もう泣くことはないだろうと油断して、純粋にショータイムを楽しもうと思って座席につきました。だけどいざもう一度幕が開いて、ジャニーズWESTとして7人の名前が次々に呼び挙げられて。ええじゃないかのイントロが流れた瞬間、自分でもびっくりするくらいに自然と涙が溢れて止まらなかったんです。きっと思っていた以上にわたしは四人でのええじゃないかが、カウコンやあけおめの記憶がトラウマになっていたのかな。神ちゃんがええじゃないかを笑顔で歌って踊っている姿がそこにあることがまるで夢みたいで、目線をまっすぐステージの方へ向けながらも必死で声を押し殺して泣きじゃくってしまいました。
そのあとはもう、ただひたすらに嬉しくて楽しくて仕方なくて。いくつも用意された曲や衣装にひたすら感嘆の声を上げつつ、デビューの凄さを目の当たりにして幸せを噛み締めていました。
語彙がなさすぎてすごく恥ずかしいんだけども、7人揃いなのにそれぞれの個性溢れたデコラティブな衣装を着こなす彼らが並ぶと本当に強そうで…まだこの言葉を口にするのはなんとなく違和感、というか今まで神ちゃんさえいればという気持ちでいたので慣れないんだけども、自ユニかっこいい!って大声で叫びたい気分をあの空間の中で何度も味わいました。
個人的にはジャニーズに限らずわりとアップテンポだったりかっこいい感じの曲調が好きなので、数ある曲の中でもBreak outからのCriminalの流れはダンスや魅せ方も相まって興奮の種でしかなくて、これのために日生に通いたいと思わされたほどでした…この圧倒的な強さと心臓まで食い殺されそうな破壊力にもっともっと浸っていたい!ギラギラしたアイドルたまんない!もっと欲しい!こんな魅力まで持ち合わせているグループをこれから自ユニと呼べることが、こんなパフォーマンスをしてくれるグループに神ちゃんがいることが、本当に嬉しいです。好きになったアイドルが楽曲で自分の好みに寄り添ってきてくれるなんて幸せでしかないでしょう。

2月5日のあの発表まで、信じて願って止まなかった「7人が並んで笑顔で迎える未来」。ここに来るまで、こうして7人でのデビューを迎えるまでにたくさんの人の涙があったこと。それを知らないわけでも、見ないフリをしているわけでもありません。だけどやっぱりわたしは神ちゃんが、神山智洋くんが好きだから。彼のファンだから。神ちゃんが笑顔でいられる場所があることが、神ちゃんの夢が叶ったことが心から嬉しくてたまらないんです。本当によかった。お祝いの言葉はまだもう1日だけ、ここでは言わないでおくね。

気が付けば4月22日、今日が神ちゃんの、7人にとっての関西ジャニーズJr.としての最後の日なんですね。そしてわたしにとってもジュニア担としての最後の日。
多分ね!もうジュニア担はいいやという気持ちは正直だいぶあります…それはメンタル面での意味もあるし、勿論最後のひとであればいいなと願う乙女心(笑)みたいな気持ちもあったりで。
わたしが神ちゃんを好きになってから、ほんの一年ちょっと。神山智洋くんを担当として呼ぶようになってからは、まだ一年にも満たない。こんな短い時間だけど、ジュニアとしての神ちゃんの姿を見守れたこと、応援できたことを本当に幸運で素晴らしいことだったなと思います。一年前のあのとき、あのタイミングで出会わなければきっと今のわたしはなかったと思うんです。こんなに何度も気持ちをぐちゃぐちゃに掻き乱されて涙することはなかっただろうけど、それと同時にこんなにも幸せな気持ちになることも、小さなことで喜びを噛み締めることもきっとできなかった。悲喜こもごも色々あったけれど、ジュニア担だからこそ抱けた思いや感じられた尊さもあったと思うんです。
あの時神ちゃんを応援しようと決心して、ジュニアの、まだ19歳だった頃の神ちゃんを担当にして本当によかった。もし今あの頃の自分に何かメッセージを伝えることができるなら、神山担だと名乗ることを選んでくれてありがとうと、彼を信じて間違いないよと、そう伝えたいです。
彼らの関西ジャニーズJr.としての長い日々が幕を閉じるまで、残り数時間。新たな夢の始まりまで、あと少し。