さあここから始めよう

気がつけば4月23日からもう一ヶ月が経とうとしていて、あれよあれよという間にいろんな物事が始まったり終わったりして少しずつ進んでますね。少しどころかかなりかなぁ、うん。
まずはジャニーズWESTのみなさん、CDデビューおめでとうございます!
微力ですが神ちゃんが願っていた"オリコン1位"という目標達成に少しでも関わることができて、やっぱりそこはファンとしてすごく嬉しいです。

雑誌ラッシュや歌番組への出演を目にするたび、今までも関西ジュニアの最前線に位置する露出の多い立場ではあったにせよ、デビュー組という枠組みに身を置くことでこんなにも取り巻く景色が変わるものなんだなあ、となんだか他人ごとのように感心させられています。
だけどその反面、どこかまだデビューしたという実感がすごくふわっとしたものでしかない自分もいたりして。デビューしたらもっとガツンと実感が湧いて何かがガラリと変わるような気がしていたけれど、そんなことはないんですよね。もちろん神ちゃんやメンバーの発言、それにたくさんの露出という目に見える部分からかなり頻繁にデビューのすごさは目の当たりにしているんです。
でもそれは決して突然変異のような一気に湧き出てくるものや宝くじが当たるような大きなものじゃなくて、昔こどもの頃によくやったように少しずつ見つけて集めたきれいな貝殻やキラキラしたビーズなんかを大事に宝箱にしまっていく、ちょっとずつ積み重ねていくようなかんじで。
きっとこれからひとつずつ、いろんな場面でじんわりと実感を増していくんだろうなあ。
いつまでも新しいものを与えられることへの感謝とそのたび味わう新鮮な気持ちを忘れずに、小さなことへの幸せも顧みられるようなオタクでいたいものです。


デビューというある意味彼らのジャニーズ人生に於いて第二章のような線の上に立って、これから先の彼らには溢れるほどの可能性に満ち溢れた未来がきっと待っています。いや、絶対に。
その先へ進めば進むほどいろんな波にのまれて揉まれて、今よりもっともっと何倍もキラキラと輝きを増していくんだろうし、その変化を見ていけることが楽しみで仕方ないです。

だから、変わらないで、なんて言いません。変わらないことも変わっていくことも、同じくらいに大事なんです。だってすべてにおいて不変的なアイドルにわたしは魅力を感じない。変わっていく姿の中に変わらない部分を見つけてひっくるめて慈しむ方が、きっと何倍も彼らを愛おしく感じられると思うから。こんなのただのヲタクの自己満足でいいんです。
だから彼らには、変わることを恐れないでほしい。もしもファンの為に不変を尽くしてくれるというならそれはきっと彼らなりの優しさだろうし本当に有難いけれど、それが停滞に繋がるならば変化してでも前に向かって進み続けてほしい。

元々アイドルなんて虚像を作り上げるのがお仕事だから。こちら側に見せてくれるものの何割が本当の彼らなのか、メンバーはもちろん担当として名乗っている神ちゃんのことですら知り得ません。そんなのきっと一生わかりっこない。でもわからないから面白い。もしかしたらこうなのかも、いやこうかもしれない、そう思わせてくれる余地があるからこそアイドルのオタクは楽しいし、少なくともわたしはそれを喜んでる。
変わっていくものもきっとこれからいくらだってある。それは目に見える部分だったり、見えないけれど感じる部分だったりいろいろあると思う。だけどそれもやっぱり彼らの手によって作られた虚像の部分なのかもしれない。そのときもしかすると本人には変わってしまった自覚がないのかもしれないし、わざわざ自ら自覚を持って変えたもの、作り上げたものなのかもしれない。結局はそれってきっと、受け取り手次第なんですよね。だからこそ変わらない部分はここだってこちら側が勝手に見極めたらいいし、変わっていく部分も含めて愛せるならそれ以上のことなんてない。

虚像だけどアイドルだけど、彼らだって人間だから、ひょっとしたら浮き足立ってフラフラしてしまうときもあるかもしれない。
だけど必ず今の自分の、自分たちの姿を誰かが必ず俯瞰して、もしくは外からの言葉に耳を傾けて、みんなで足元をしっかりと確認して地に足を付け直していける、足並みが少しずれたって7人繋いだ手を離さないで引き寄せあえる、そんなグループになっていってほしいなと願います。
そしてわたしもこれから例えば過去に縋りつきたくなってしまうときが訪れるかもしれないけれど、いつだってほんの少しでも未来へのワクワクドキドキした気持ちを捨てず、そして今この瞬間のひとつずつを忘れず、そのときの目の前にあるものを見過ごさず彼らのそばでゆっくり歩いて、そして時には駆け足で追い掛けていけたらいいなあ。

こんなふうに自分の中の不安を確認して否定するかのようなことをぐだぐだと語っておいてなんだけど、わたしは実際のところ神ちゃんに対して絶大な信頼をおいてるんですよね。
何の根拠もないけれど、わたしの中のアイドルの定義を崩すことなく常にアイドルとして幸せにしてくれる存在。そう信じてわたしは神山智洋くんの担当を名乗っていたりします。
神ちゃんの幸せがわたしの幸せ♡なんてさすがにこの歳でまるでリア恋かっていうような言葉は言えないけれど、神ちゃんの笑顔を見ればそれだけでわたしの心はやわらかくなるし、彼がアイドルとしてこちら側に届けようとしてくれるもので間違いなくわたしは幸せを感じられるっていう自信だけはあります。
今のわたしをこんな気持ちにさせてくれるのはきっと、世界中のどこを探したって神ちゃん以外にはいないと思えるから。家族とも友人とも恋人とも違う、自分にとってのアイドルという枠。大好きで大切なひとの枠を人より多く持てるという点でまずオタクって幸運だなあと思うし、それを今このタイミングでわたしの人生にもたらしてくれる存在が神ちゃんであることをとても嬉しく思ってるよ。
ああもう本当、なんて重たいオタクだよっていうねえ(笑)