ときめきに溢れた場所

今年の目標は「次の現場までに最新の感想をブログに書く」だったのに新年一発目から果たせていませんどうもクズです…

2015年最初の現場、ジャニーズWEST1stコンサート 一発めぇぇぇぇぇぇぇ!に行ってきました。というわけで今更ですが感想を書きます。面白いことは何も言えないし、今年も相変わらず視界いっぱいに神ちゃん(友人談)なのでそのあたりはあしからず…

 

わたしが今回入ることができたのは5日昼と6日夜の大阪城ホールでの2公演。諸々の事情があり残念ながら本来の初日である横浜アリーナでの公演に参加することはできなかったので、せめて内容は知らずにまっさらな気持ちで行きたいなと思い普段はまったく気にしていないネタバレを出来る限りシャットアウトして、初日公演に入るような気持ちで当日を迎えました。 

7人でのデビューが決まったあの日から、約一年。舞台やコントとショータイムがセットになった公演はこれまで何度もあったけれど、正真正銘”コンサート”と銘打たれたものはこれが初めて。一生に一度きりの、1stコンサート。わくわくそわそわしながらずっとこの時を待ち遠しく思っていたのはきっとファンもメンバーも同じで、いざ場内が暗転したそのとき、ようやく訪れたこの瞬間への嬉しさや期待が超満員の観客席から溢れだして、弾けるように広がった歓声と熱気に思わず胸が震えました。

そんな最高潮の熱量の中はじまった1stコンサート、結論からいうととにかく楽しかった!

ラジオでだったかな、何かの場でメンバーが「絶対に盛り上がると確信してる」「自信がある」と発言していたものだから当然こちらとしても期待しかない状態で挑んだわけですが、そんなただでさえ高く見積もった期待値ですらも彼らは軽々と飛び越えてきて。楽しいかわいい曲では全力ではしゃいで笑顔で盛り上げて、かっこいい曲ではしっかりとキメて息つく暇もないくらいにギラギラした熱で攻め立てる。かと思えばMCになるとテンポのいいやり取りやファンへの絶妙な気遣いの言葉でするりとこちら側に寄り添いときめかせて、またぎゅっと心臓を掴んでいく。なによりジャニーズWESTの7人全員がずっと楽しそうなのが本当に嬉しくて、見ているこっちまで楽しくなってしまう、そんな最初から最後まで楽しくて幸せで仕方ない、まるでおもちゃ箱をひっくり返したようなどきどきわくわくさせられっぱなしの二時間半でした。

 

【セットリスト】

★オープニング映像

1.ええじゃないか

2.ジパング・おおきに大作戦

3.粉もん

4.Summer Dreamer

★挨拶

5.メンバー紹介ラップ

6.Break Out!

7.Can't stop

★メッセージVTR~オカンコーナー

8.WESTERN PARADE

9.バンザイ夢マンサイ

★MC

10.ズンドコ パラダイス

11.関ジュコーナー

  スワンソング~NOT FIFALE~GOLD~Happy Happy Lucky You

12.LET'S GO WEST~KANSAI!!~

13.関西メドレー

  言ったじゃないか~無責任ヒーロー~ズッコケ男道~Missing Piece(藤井小瀧)~愛のかたまり(桐山濵田神山)~硝子の少年(中間重岡)

14.夢を抱きしめて

15.My Best Friend

16.その先へ…

17.SUPERSTAR

18.Criminal

19.バンバンッ!!

20.浪速一等賞!

EN1.Rainbow Dream

EN2.Olē Olē Carnival!

W EN1.ええじゃないか(6日夜)

W EN2.ジパング・おおきに大作戦(6日夜)

 

まず自担が赤髪という時点で赤厨としてはもう神ちゃんの姿が見えた瞬間から頭パーンなんですがとりあえずそこは置いときまして、このセットリストが最高でしかない。

OPのええじゃないかは予想通りですが、逆にこの予想を裏切らないかんじがよかった!「ええじゃないか~!」という7人の掛け声と慣れ親しんだそのイントロで一気に笑顔になれて思わず体が躍り出してしまう。なんだかんだ中毒ソング大好きですよね。そこからまずは怒涛の盛り上げソングで客席の熱をガンガン上げていくのはいわばコンサートのセオリーですけど、やっぱりテンション上がるもん。

あと全員お揃いのド派手な和風衣装だったのも、いかにも正月!ってかんじでめでたいし面白くてよかった。背中に付いてるしめ飾りみたいな装飾がすごく大きくて、あれ着てる神ちゃんがなんかサイズ感とかバランス的にミニチュアのお人形とかブリキのおもちゃみたいで可愛かったんですよ…ぜんまいついてた…

コテペンラ持って踊る粉もんは楽しくないわけがない!コテ振り回してる客席シュールすぎてこんなコンサート見たことないよ~最高におもしろかったしテンション上がった!

 

濵田くんがオーラスで「みんな好きな人に会いに来たんでしょ!?」と言っていたけど、そうなんだよ!好きな人に、大好きなアイドルに会いに来たんだよ!そんな風にアイドル本人から煽られて余計にテンションが上がらないわけなんてなくて。そして挨拶を挟んでからのメンバー紹介ラップ。紹介順も歌詞も絶妙で、まぁひとつ言うのであれば照史くんの紹介も親方部分だけでなくもう少し彼の特技なんかについて触れてほしかったなとも思うんですが。

それにしてもデビューしてまだ1年未満、新たなファンが少しずつ増えてきている時期であるこのタイミングで、「知っていて当然」ではなく「まだメンバーのことをよく知らない人もいるだろうから」ときちんと前置きをして新規ファンにあちらから寄せてきてくれたことはとても親切で好感が持てました。もちろんわたし自身がメンバー紹介ラップを楽しみにしていたからというのもあるけど、実際にそういう感想もいくつか見掛けましたし。やっぱりこの人たち、こういうファンへの気配りが抜群にうまいと思うんですよね。

 

そしてギラギラとした激しさに圧倒されるBreakOutからの切なさの中に湧き上がる狂気が見えるCan't stopという真逆のかっこいい雰囲気にガラッと流れを変えていくギャップ!これまで何度もやってきたBreakOutとcriminalというセットを崩して代わりにCriminalと同じ世界観の曲であるCan't stopをぶっこんできたのもおおっとなったし、しかも衣装がまたいい。今までこういうところではあの装飾盛り盛りの赤×黒×金衣装がわりと定番化していたけど、今度は全体的なカラーリングは同じだけど黒を基調としたロングコートでリボンやネクタイなんかの小物がそれぞれ違うデザインになっている衣装でスマートにピシッと決めていたのもまた違う魅力があったし、特にCan't stopは曲にもダンスにもこの衣装がすごく合っていたように思ったなぁ…ロングコート翻したり跪いたりするのが嫌いなオタクなんかいないだろ!!!

 

突然のVTRで何が始まるのかと思いきや全員がオカンに扮したコントが突然始まった時にはコントは必須じゃなくていいんだよ…と思わずツッコみたくなったけど、7人がわちゃわちゃわちゃしてるのを見るのはすごく楽しかった~。誰もがトロッコでのお手振り曲になると予想していたであろうWESTERN PARADEのまさかの使い方には爆笑したけどねwwチャリwww

ズンズンドッコしてるWESTさんはかわいいがすぎるし一緒にズンズンドッコするの楽しすぎるし、トンチキソングならではの謎の中毒性ですぐにつられてテンションが上がる、ズンドコってこれはある意味良曲なのではと現場で実感した曲だったりしました。なによりメンバー全員が1番でソロパートを歌ってるのが嬉しすぎる…!

 

そしてここからの関西メドレーが元エイト担にはたまらん選曲なわけで…先輩の曲を自分たちのコンサートで歌う機会ってこれからどんどんなくなっていくと思うし、ただでさえ既に持ち歌の多い彼らなので今回先輩の曲を歌うことはないかな~と正直思っていたから今このタイミングでこうしてメドレーとして歌ってくれたのはびっくりしたしすごく嬉しかった!しかも後輩に歌われることがほとんどないエイト曲なので尚更ね!笑

言ったじゃないかを選んだのはもちろんごめんね青春!繋がりだと思うんですけど、曲自体もかなり好きだしなによりわたしの大好きな神ちゃんが、神ちゃんの大好きな亮ちゃんのパートを嬉しそうに歌うのがたまらなく幸せで!!オーラスでは「僕はどうしようもなく~お前ら好きや~~~!!!」って神ちゃんが叫んでて、不意打ちすぎてあまりの衝撃とときめきで苦しくなってもう全力で好きだって叫び返したいくらいの気分で沸いたよね!!!WESTのコンサートで無責任とズッコケを全力でできたのも最高に楽しかったー!

 

エイト曲3連発からの長身美形コンビ・ツインタワーのミシピ、桐山濵田神山というジャニーズWESTの誇る歌うま3での愛かた、中間重岡でのこれぞザ・王道ジャニーズな硝子の少年。それぞれのポテンシャルとファンのニーズとどちらもをうまく取り込んだこの組み合わせ考えたの誰なんです?天才では??

照史くんが愛かたを歌い始めたときはうっかり「ソロはなし」と事前に言われていたことを失念していたのであ~あっくんソロか~うまいなぁ~~とぼんやり眺めながら曲に浸っていたんですが、途中から濵神の歌声が聞こえてきて初見は思わず腰を抜かしかけました…神ちゃんが愛かた歌うとかなにそれ聞いてない!!!城ホールに響き渡る歌声がすごく素敵で、それぞれが歌がうまくて声が良いってだけじゃなくて合わさったときのハーモニーがすごく綺麗って本当に素晴らしいし武器のひとつだなと改めて実感しました。

余談ですがオーラスは偶然席が愛かたの神ちゃんの立ち位置ブロックのところで、目の前でずっと神ちゃんがこちらを向いて歌っている状態だったのでなんかもう頭が真っ白になってしまって、微かにマイクを通さない声も聞こえるし歌声が本当に好みすぎるし、神ちゃんのまっすぐな視線から目が反らせなくて開いた口が塞がらないまぬけな状態で聴き入ってしまってました…。正直あの瞬間本当にメロディーとか周りの雑音とか何も聞こえなくて神ちゃんの歌声しか耳に入ってなかったし直後からしばらくは記憶がおぼろげです…神ちゃん発光してるのかってくらいにキラキラして見えて、こんなに間近にいるのにすごく遠い存在に感じてそれが当たり前なんですけどでもその距離感だからこそ余計にうわぁアイドルだって思えて、歌うときの表情もマイクを持つ手もなんかもう全身すべてがかっこよかった…

 

夢を抱きしめて、わたしはとにかくパート分けやメロディー、世界観などいろんな面でこの曲が大好きで。横アリでのイベントではまだ振りがついておらず立ったまま歌っていただけだったのでずっときちんとしたフォーメンションとダンスで生で見られるのを心待ちにしていて、よくやく訪れたそのときだったのでイントロを聴いた瞬間思わず口から悲鳴がでてました…笑

改めて生で耳にするとやっぱり重岡神山・桐山小瀧・中間藤井それぞれのペアの歌声の相性がすごくいいし、難しい下ハモをひとりできっちりとこなす濵田くんの安定感と相俟ってジャニーズWESTって歌のうまいグループなんだなぁと再確認させられました。

個々にデザイン違いの真っ白な衣装、神ちゃんがスカートを履いているのを見てまず思ったのは「ついにきたかーーー!」でしたwww各Gにひとりはいるであろうスカート衣装担当、絶対に神ちゃんだと思ってたけどやっぱりだったよねそうですよね。でもジャケットからの膝丈スカートというAラインになったシルエットの下にタイトパンツを履いていることで野暮ったくなりすぎず、足元の動きはきちんとわかる衣装になっていたのでダンスの足捌きはしっかり見えてむしろ強調されていたようにも思ったし、これはこれで好きでした。あと個人的には淳太くんにふわもこニットとパールネックレスとタイトパンツを与えた方に拍手を送りたいです!麗しいおね…おにいさん!

 

My Best Friendはもうただただあの指をちょいちょいってする振りが大好きだし7人が横一列に並んで肩に手を置いて踊っているのを見るだけでいつも胸がぎゅっとなる。そこからのその先へ…でまたさらに心の奥のやわらかいところを突いてくるのもずるいですよね。あとね、神ちゃんってこの曲の重岡くんのソロパートのとき、いつも彼のことを見てるんですよね。やさしい瞳をして、じっと見つめてるの。それがすごく好きだなあって、見るたびに思います。

 

SUPERSTARは決して期待をしていなかったわけではなく生で聴けるのを楽しみにしていた曲のひとつではあるけど、正直ここまでパフォーマンスを見てがらっと印象の変わる曲だと思っていなかったので想像していたものの何倍もかっこよくてとても驚きました。やられた!なにわ侍の2幕ショータイムのときも思ったけど、逆光の中ずらっと7人並んで堂々とメインステに現れるあの登場の仕方が本当に強そうで…やばい超強そう!!!ってアイドルに思わされる瞬間をひどく愛してます。自分とはかけ離れた尊い存在だと見せつけられるようなあの感覚がたまらない。

 

そしてついにきたCriminal!炎にレーザーにと特効使いまくりのこれぞアリーナコンサートの醍醐味と言わんばかりの派手な演出に加えて、ようやく満を持して披露されたフルバージョン。きっと多くの神山担が今か今かと待ち焦がれていたであろう神ちゃんのソロパート、特に”My girl 誰にも渡さない”のところはCD音源の何倍も気合いが込められていたように感じたし、危うさを孕んだ鋭い視線と歌い方が曲の世界観にかっちりとハマっていて最高に痺れました…

よく意味のわからないpostを残してるんですけどなんていうかこう、今回神ちゃんが着ていた緑ラメの豹柄ツナギ衣装って首元にがっつりファーがついてもふもふしてて、でも胸から下はわりと体のラインに合わせたシュッとしたデザインになってるんですよ。それで踊るCriminalは今までとはまるで違う曲のようにも思えてすごく新鮮で、衣装ひとつでこんなにも曲の印象が変わるんだなと感心したし、こんなに次々と新しい衣装を作って貰えるなんてもう何度目かわからないけどやっぱりデビュー最高!って改めて思いました。

 

本編ラスト2曲はバンバンからの浪速一等賞で楽しい締め。わたしバンバンが、というかバンバンの神ちゃんがすごく好きで。客席に手を振ったりひとりでテンション上がってはしゃいだりメンバーとわちゃわちゃしたりするかわいい神ちゃんも、煽ってラップして雄っ気全開なかっこいい神ちゃんも、大サビでは照史くん重岡くんと一緒に真ん中に立って歌う神ちゃんも見られるんです。そして自分の好きな男に向かってババババババババーン!と狙い打つときに味わえる、全身から好きの気持ちがはじけていくような興奮!だけどこの約一年間ずっとバンバンのときになぜかお着替えタイムを設けられていて、しかもいつもちょうど大サビのみんなで手を重ねるところで神ちゃんがステージにいない。そんなわけでわたしは大抵隣にいる友人と手を重ねたり撃ち合いをするという楽しみ方をしていたんですけど(笑)今回念願の全員フル出場のバンバンを見ることができて、やっと今まで少し物足りなかったこの曲への気持ちが昇華された気分でした。間違いなくデビューしてから一番楽しいバンバンだった!

浪速一等賞ではね、センステのくるくる回る盆の上段に神ちゃん、そして下段にちび流星くんがいて二人が同じようなポーズをしているのを見たときには興奮のあまり双眼鏡を落とすかと思いました。自担と孫!なんだこの私得!偶然にも二人してくまのぬいぐるみみたいなポーズしててえらいかわいかったんですよ…かわいいとかわいいのシンクロ共演…

今回バックを関西ジュニアが務めてくれていて、一年振りに大集合して楽しそうにはしゃいでいたその雰囲気がまるで同窓会みたいで、見ているこっちも自然と笑顔になれたしすごくほっこりしました。彼ら自身がよく言っているように、関西ジュニアは7人にとって大切な仲間だし家族なんですよね、やっぱり。

 

アンコール前、普段はなんとなく恥ずかしくてジャニスト呼びができないわたしですが(しばらくずっとジャニーズWESTといつも長ったらしくフルで言っていたし今はWESTと呼んでいる)このときばかりは呼んだ。手を叩いてそんなに大きくはないけどちゃんと声を出して、ジャニストコールをしました。だって夢だったんだもん、関西!ジュニア!じゃなくて、きちんと神ちゃんのいるグループの名前をアンコールって言葉の代わりにして呼ぶの。

そして彼らが再びステージに現れてはじまったアンコール!メンバーがアンコールでツアーTシャツを着て出てくるのが大好物系オタクとしてはそれが見られず残念だったけど、まぁそれは今後きちんと東京大阪以外の地も回るツアーをするときの楽しみにとっておくとして。ステージ横の見切れになっているだろう席のあたりまできちんと目を配って、メンバーが固まりすぎないように散らばりながらゆっくりと外周をまわって手を振ったり団扇に応えたりして、そんな姿もなんだかもう嬉しくてたまらなかった。ドーパミン放出されまくってハイになってたっていうのもあるだろうけど、神ちゃんの一挙一動を目で追っているだけで楽しかったしファンサしてる姿を見るのも好きだし、メンバーみんながすごく笑顔で楽しそうにしているのを見てただただ胸がいっぱいになりました。アイドルって尊い。

 

ええじゃないか後、一本締めで終わろうとしたところに客席からの「えぇ~」って声、それに「おかわり早いな~」「あかん俺らが疲れたわ~」なんてぶつぶつ言いながらもにやにやしてるメンバーがすごくかわいかったし、おかわりコールを何度も求められてからのWアンコでジパングっていう流れがものすごく楽しかった~!神ちゃんが「これは次始まるための終わりや!」と言っていたけど、ステージに立ってる姿を見るのはこれで最後かもしれないなんて心配をしなくていい、また次も新しいスタートが待ってるんだ、そう思える未来があることって今までは当たり前なんかのことなんかじゃなくて。でもそれを期待しても大丈夫な今を掴み取ってくれた7人には改めて感謝しかないし、じんわりと幸せを噛み締めてました。

でも終わりがあるからはじまりがあんねん、絶対俺らここに戻ってくんぞ!なんてかっこいいこと言っといて、結局恥ずかしくなっちゃったのか次また何かあるときは来てくーださい♪なんてちょけて去って行った神ちゃんがなんともまぁ…本当にかわいいひとだなぁ。なのにWアンコ中に突然センステでウインドミルとかかっこいいことし始めちゃうんだからずるい。好きだ。

おおきに!からの濵田くん合図の一本締めっていうラストがすごくすっきり終われてよかったな~!あのパンッていう音が会場中に響き渡る爽快感、最高に気持ちよかった!

 

あくまでわたしが自分の周りで見れた範囲ですけど、このコンサートに行った人、担当してるひとがジャニーズWESTにいるいないに関わらずみんな楽しかったって言ってたんです。勿論もっとこうした方が、なんて意見がひとつもなかったわけではないけれど、それでもやっぱり比較的そういう意見は少なくて満足感に溢れた感想ばかり見掛けていた気がするし、とにかく「楽しかった」という言葉を必ずと言っていいほど誰もが呟いていたんです。当然今後に課題はいくつもあるしまだまだこれからではあるけれど、それでもファーストコンサートとしては花丸合格だったんじゃないかなと思います。楽しかった、この感想はファンサや距離の近さだけでどうこうじゃなくてきっと構成や演出、会場全体の雰囲気、彼らの熱意やパフォーマンス、それからコンサートそのものだけじゃなくグッズのアイデアに関してもそうだし、とにかく今のジャニーズWESTの全力をこちらにぶつけて魅せることによって生まれたものだろうとわたしは思っています。そしてこの構成を考えたのが淳太くんと神ちゃんだっていうのもまたすごく嬉しい。だって自分の好きなアイドルが考えたものがこんなに楽しくて、自分だけじゃなく本当にたくさんのひとたちを満足させてたんですよ、それって最高に誇らしいじゃないですか。本人たちも言っていたけど今回かなりたくさんをぎゅっと詰め込んでくれたおかげで次へのハードルはかなり高くなってしまったと思うけれど、それでもそんなの飛び越えて壁をぶち壊してまた新しい景色を見せてくれると信じてるから、今もう既に次のコンサートには期待しかありません。

 

その先へ…のとき、ふと思い立ってちらっとだけステージではなく客席全体に目を向けてみたんです。ブルーに照らされた会場の中で波のように揺れて光る白いペンライトの海に包まれて、やさしい表情をして並んで歌う7人の姿。それが思わずため息が出るほどに綺麗で、眩しくて。でも自分の手元を見るとその波をつくるひとつであるペンライトはね、コテの形してるんですよ。ハートとか星とかそんな女の子らしくて可愛いモチーフじゃなくて、お好み焼き屋さんとかにあるコテ。しかもすごいリアル。なんだこれって、思わず笑っちゃったよね。でもそんなコテペンラの海できらっきらに輝くこのひとたちがすごく愛しくて、そう感じられたその瞬間が本当に幸せで。

もっともっとこんな景色の中に立つ神ちゃんを、ジャニーズWESTを見てみたい。わたしが今回行くことのできなかった横浜アリーナで、他の地方のホールで、それよりもずっと大きな会場で、そしてドームで。彼らならきっと一歩ずつしっかりと踏みしめながらそれを叶えていくんだろうと信じてるし、いつかそんな時がきたら広い広い会場を埋め尽くすほどたくさん揺れる光のうちのひとつにまたわたしもなれたらいいなぁと、そう思いました。

 

こんなに長くなるはずじゃなかったのにどうしたおかしいぞこれ…。お粗末さまでした!