10000字インタビューを読んで

Myojo1月号の10000字インタビューは神山智洋くんです。

一ヶ月前、次号の10000字が神ちゃんだと知ったときわたしが一番に抱いた気持ちは「怖い」でした。

わたしが神ちゃんを好きになったきっかけはその歌声で、そこからダンスやアクロバットと、あくまでなにより神ちゃんのステージでのパフォーマンスを好きになったんです。もちろんその性格や人となりに関してここがいいなとか、こういうところが好きだな、と思うことはしょっちゅうあります。好きなエピソードなんて数えきれないくらい。だけどそういった神ちゃんの内面を好きになったのは目に見える部分にだいぶ惚れ込んだあとからなので、正直『好きなひとのことはなんだって好き』という定義に当てはめてしまえば内面だって好きになるのは当然のことな気がするんです。だから言い方は悪いけど、わたしにとってはあくまで内面はおまけ。内面から好きになったわけじゃなくパフォーマンスありきのもので、だから神ちゃんに関するエピソードを知って「こういう人だから好きなんだよ!」ってわたしが言うのは違うよな、って思ってるんですよね。

だけどそんなわたしにもやっぱり理想の神山智洋像、というか「わたしの中の神ちゃんはこういう人」っていうイメージみたいなものはあるみたいで。変な話ですよね、内面から好きになったんじゃないとか言うくせに。でも人間だから、人間のことを好きになるためには、好きで居続けるにはやっぱり内面も伴って琴線に触れないといけないものなのかもしれません。そして神ちゃんのそれはわたしの琴線に今まで何度も触れてきたんです。

だからもし10000字を読んで感じ取れた彼の内面が、その理想と違っていたら、かけ離れていたら。そう思うとすごく怖くてたまらなくて、一体どこまで語ってくれるのかわからないけれど、知りたいような知りたくないような複雑な気持ちを抱えながら、10000字のことをできるだけ考えないようになるべくシャットアウトしてこの一ヶ月を過ごしてきました。

 

わたしは神ちゃんのことをほとんど何も知りません。

知識としてはもちろん過去の映像やいろんな人から当時の話を聞かせてもらったりして、たくさんのことを知っているつもりでいます。だけど彼がジャニーズのアイドルとして過ごしてきた決して短くはない歴史を、リアルタイムで肌で感じてきた時間が圧倒的に少ない。わたしがそれを実際に神ちゃんのファンとして見てきたのは2013年春松竹からの1年半ちょっと、たったそれだけの期間の彼しかわたしは知らないんです。

そんなド新規が神ちゃんのことをあれこれ語るのは本当に烏滸がましいなとも思うけれど、担当という看板を背負ったからには少しくらいはそこに自分の気持ちを添えて語ることくらいは許されるかなと思って、こうして10,000字についてのことを綴ろうと決めました。気持ちが先走ってばかりのへたくそな文章で読みづらいだろうとは思いますが、よろしければ少しばかりお付き合いください。

 

4人が絶対悪くないのはわかる。でも心の底から祝福できない。素直によろこんであげられへんこともつらくて。

これはまさしくあのカウントダウンコンサートのあと、わたしが抱いていた気持ちそのものでした。4人も、他の誰も悪くない。だけど神ちゃんが選ばれなかったことが悔しくて、神ちゃんがデビューすることが何よりの願いだったわたしにとっては選ばれなかった現実はとても受け入れることのできないもので、どうやったって心の底から4人のことを祝福することができなかった。目の前にある現実が憎かった。だけど素直に喜べないことが、心からおめでとうって言葉が言えないのがつらくて苦しくて、悔し涙と負の感情しか生み出せない自分の心の狭さが本当に嫌で醜いとまで思っていました。あけおめコンサートの4人でのええじゃないか、あのときペンライトもうちわも下げて座り込んでじっと俯いていたわたしは、4人のファンの人たちや4人のことを祝福する人たちから見て本当に最低な奴だったと思います。もしわたしが4人のうちの誰かのファンであの時の自分の隣に座っていたら、多分腹が立ったと思う。何コイツって思った気がする。だけど最低だとわかっていながらも、せめてそうすることでしか、”4人だけが選ばれた”という現実から目を背けることでしか、あの時のわたしは自分の心を保っていられなかったんです。

 

ホンマにあかんわ。もう、やめようって。ここで、やめたほうがいいわって。夢見るより現実見ようって。はっきり言ってあきらめました。

正直これがすごく意外でした。あけおめコンサートで神ちゃんは、わたしの目にはずっと笑っていたように見えたんです。無理してるのが明らかな引きつった笑顔とかじゃなくて、多少の無理はしてるんだろうけどそれでもいつも通りに思える自然な神ちゃんの笑顔。あくまでわたしの目にはそう映っただけであって、もしかしたら他の人には違う姿が見えていたのかもしれない。だけどいろんな人と楽しそうにはしゃいで終始笑顔でいるその姿と、Shelterでの力強いパフォーマンスはとても何かを諦めた人のものには思えなくて。何より絶望しかなかったわたしの心を掬い上げてくれたのは、神ちゃんのその笑顔とShelterだったから。

以前日経エンタテインメント*1で神ちゃんがあけおめのときのことを「ファンの方もいろいろ考えるところはあったと思いますけど、オレらが、それを絶対に感じさせんとこうとは思いましたね」「自分の気持ちとか関係なしに、お客さんに自分たちの届けたいものを届けようという気持ちでやりました」と言っていて。そこから彼のそういうプロ意識と、諦めていないという強い気持ちがあったからこそあのときの笑顔とあのパフォーマンスができたんだと思っていたんです。だから、これを読んでいたからこそ余計に神ちゃんが一度夢を諦めた瞬間があったということに驚きました。

 

”4+3の形になるってどう思う?”って。俺、”絶対イヤや!”って言ったんです。

神ちゃんが4+3の形を一度拒否したということを知って、すごくしっくりきたというか…生まれて当然の気持ちだと思うし、わたしのイメージする負けず嫌いで頑固でプライドの高い神ちゃんなら、きっとそうだよなぁって。なんとなくそう思ったんです。結果的にそうなってしまったという場合は別として、ステージに立つ人間なら誰だって予め「あなたは後ろに立つことになるけどそれでいいよね?」って言われたら絶対嫌だって気持ちがどこかに生まれるはず。その嫌だっていう気持ちを言葉に出して伝えるかどうかは別として。だから神ちゃんが絶対イヤだって思ったことは、きっと自分の傷付いた心を守るために生まれたであろう素直なその気持ちは絶対に”間違い”ではなかったよ。いちばんつらかったのは4人だったって神ちゃんは言ったけどそうじゃない、きっとみんなつらかったし苦しかった、つらいことに誰がいちばんなんてないよ。と、わたしはそこだけはそう思います。

だけどその気持ちは”間違い”ではないけれど、家族を支えるため、生活をしていくため、この世界で生き残っていくためにはきっと”最善の方法”ではなかった。照史くんの気持ち、他の3人の気持ち、諦めていないという濵田くん流星くんの気持ち、スタッフさんの気持ち、そして何より大切にしてきたお母さんの、自分の家族の気持ち。それらを一旦気持ちを落ち着けてしっかりと考えてみて、自分のプライドよりも家族のためを選んで辿り着いたのが今のこの道だったんじゃないのかな。もしそこで”絶対イヤ”って気持ちが覆らなかったら、今の神ちゃんはいなかった。7人のジャニーズWESTは存在しなかったはずなんです。照史くんやスタッフさんの言葉を聞いてその場ですぐに考えが変わっただなんてそんなことは思いません。きっとこれは今神ちゃんが言えることだけを掻い摘んで話してくれた部分なんだろうと思うし、絶対にそんなに急に考えが180度変わることなんてあるわけがない。神ちゃんが何度も考えて考えて噛み砕いて、そしてようやく出せた答え、なんだろうと思う。それでもその言葉で自分の気持ちを抜きにして照史くんの、4人の気持ちに目を向けることができた神ちゃんはすごいなって思います。ここが神ちゃんが丸くなったと言われる部分なのかな。

今回のインタビューからは、神ちゃんが7人でのデビューを諦めないことにしたのが実際にあけおめの本番より前だったのか最中なのか後なのか、それははっきりとはわかりませんでした。だけどたしかに神ちゃんは一度夢を諦めていた。もうやめようって思っていた。それでもいろんな人の言葉や出来事で、その気持ちが覆された。もう一度夢を見ることを選んだ。これはただのわたしの都合のいい妄想ですけど、しっかりと前を向いていたかどうかは定かではないにしてもあけおめでの神ちゃんの中にはきっと諦めたくない気持ちが既にほんの少しでもあって、絶望の中から自分を奮い立たせてあのステージに立ったからこそ、あんな素晴らしいパフォーマンスが生まれたのかもしれないなと今は思います。

 

実を言うとわたしが神ちゃんの10000字をはじめて読んだときに一番に感じたのは、”違和感”でした。

インタビューの中で何度か出てきた「野心がない」という言葉。わたしの中の神ちゃんのイメージは、熱くて真っ直ぐで負けず嫌い、いつだって全力で、頑固で自分に厳しくプライドが高い人。それは今まで”ステージの上に立つ人間”としての彼のパフォーマンスや立ち居振る舞いをつくってきたすべてだと思います。彼のそんな性格や生き方はとても器用には思えないし上手いやり方ではないのだろうけど、そんな神ちゃんだからこそきっとわたしは彼に惹かれるんだろうし、とても愛おしく感じます。

だからこそ自分のことを野心がないという神ちゃんに、すごく違和感を覚えました。あんなに負けず嫌いな人が野心がないなんて、信じられなくて思わず視線をそこで止めて何度も同じ文章を読み返しました。だけどやっぱりそこに書かれているのは、自分のことを野心がないという神ちゃんの言葉。基本的に後輩としか組むことがなくて、先輩だからがんばらないととずっとグループを引っ張ってきた神ちゃん。わたしたちファンにもはっきりとした言葉でデビューしたいと言い続けてくれていた神ちゃん。そんな強い意志と共にあったのが野心でないというのなら一体何なのか。それがわからなくて、インタビューを一度読み終えてからもまた何度も読み返してずっとずっと考えていました。

そして思ったんです、ひょっとしたら神ちゃんの思う”野心”とわたしの思う”野心”は意味が違うものなんじゃないのかって。もしかすると神ちゃんにとっての野心というのは”どんなことをしてでも、例え一人でも上り詰めてやるというくらいの気持ちを抱く望み”、あえて嫌な言い方をするならば他人を蹴落としたり出し抜いたりするような狡いこと、汚いことなのかもしれない。あくまでこれはわたしの勝手な想像ですけどね。

おかんをラクさせたいってのが、ずっとあったんで。

ずっと、そんな気持ちだったんで、なんかあったら、やめよっかなとか、そういうヤワい決心じゃなかったですね

おとんがいないからおかんが働きに出てて、おねえは嫁いでいて、おにいはちょっと体が弱くて、妹がふたり、だから中学の頃から家のことは自分がやっていたという神ちゃん。「おかあちゃん、いつかクルマ買ってあげる」とか「ハワイ旅行連れてってあげる」とか、幼い頃からずっと言っていた神ちゃん。神ちゃん自身も言っているけど、”おかんをラクさせたい”という想いを叶える為に芸能界という狭く厳しい道を選んだ決心は、決して半端なものではなかっただろうと思います。まだいろんなことに憧れを持って当然のほんの小さなこどもだった頃からその道を”一生食べていくための仕事”として選んで、ひたむきに努力してきた神ちゃんはもしかすると同年代の子たちの中ではちょっと異質だったかもしれない。だって神ちゃん自身がアイドルという仕事が好きだというのも勿論大いにあるだろうけど、何よりお母さんの、自分以外のためにたったの十数年しか生きていないうちにそう決心する子なんて滅多にいないと思うんですよね。

神ちゃんにとってきっと”ジャニーズ”は、入った頃からずっと”仕事”で”お金を稼ぐ手段”で”現実”。多分、神ちゃんの中で”夢”っていうのは誰だって幼い頃に思い描く「○○みたいになりたい!」みたいなふわっとしたものじゃなくて、「絶対にこれを成し遂げる」っていう地に足の着いた現実的な目標だったんじゃないのかな。すぐに叶えられそうな小さなことも、どんなに難しく思えるような大きなことも、全部。だからこそ妥協せず全力でやってきた、それが当たり前だった。だって自分が生きていくための道がそれだから、それ以外にはないから。

野心というのは、辞書を引いてみると”ひそかに抱いている分をこえた望み”のことを言うそうです。野心というのは向上心が強いとプラスに考える人もいれば身分不相応な夢ばかり見ているとマイナスに考える人もいると思います。それはその人の発言や振る舞いによっても捉えられ方が変わってくると思うし。でもその善し悪しは別として、だとしたらたしかに神ちゃんには野心がないのかなと納得することができました。だって神ちゃんが抱いているのはきっといつだって”一歩ずつ着実に目指していく現実的な望み”なんじゃないかなと思うから。それがわたしが抱いたこの”違和感”に対する答えでした。

 

リアルな想いだったんで。ホンマできること全部やってきた結果だったんで

なにわ侍での神ちゃんと重岡くんのシーン。多分いろんな人が同じように考えていたと思うんですけど、「俺の分も頑張ってくれ。もう自信ないねん。今まで自分ができることはやってきた。全部やってきた。それでも報われなかった」というセリフ、もしかしたらこの部分は神ちゃんの本当にリアルな気持ちだったんじゃないかなと2月のあの頃、ずっとぐるぐると考えていたんです。二人でと言いつつもほとんど神ちゃんがセリフを考えたと前にどこかで言っていたから、余計に。でもあけおめのことを思い出すとやっぱり鮮明に浮かぶのは神ちゃんのShelterでの全力のパフォーマンスで、あんなまるで何かを射抜くように瞳をギラギラさせていた人が、まさか。そう思い直して、やっぱりあくまでセリフはセリフなのかなと思っていたんですよね。それに日経エンタで重岡くんが「神ちゃんは実際には諦めてなかったと思うけど」ということを言っていて、神ちゃんもそれに関しては否定の言葉も何も返していなかったから、わたしはそれをそのまま肯定の意味だと受け取っていたから尚更でした。

だけど実際にあのセリフは、間違いなく神ちゃんのリアルな想いだった。一度は折れて諦めたけど、もう一度立ち上がって伸ばされた手を取り、一緒に夢を目指した。そこに至るまでの経緯こそ違うけれど、芝居と現実とが完全にリンクしているものだった。演技としてじゃなく神ちゃん自身の感情が乗って泣いてしまうくらい、重岡くんにも刺さって涙を流させるくらいに、あのシーンに込められた気持ちは本物だった。

答え合わせっていうとなんだか軽い気がするけど、こうやって知りたかった真実がわかったことが嬉しかったし、それだけでもこの10000字インタビューの意味はあったのかなと思います。

 

望まれてること、言われること、全部やったるわって。そのほうがカッコよくないですか(笑)

この言葉にわたしの大好きな神ちゃんがめいっぱい詰まってます。神ちゃんは昔と変わった、丸くなった、そう周りから言われることが多くなったみたいだし、ファンの声の中には昔のギラギラして尖ってた一匹狼な頃が好きだったというのもちらほら見かけたこともあります。わたしはその頃のことは過去の映像や雑誌でしか知らないし、実際にその空気を肌で感じたことがないから正直口を閉じておくべきなのかなと思ったりもして…だけどやっぱり、せめてここでだけは言わせてください。

「ジャニーズ代表になるつもりでいきたい」「そのために、今以上に努力せなあかんし、できることの幅も広げてかなきゃいけない」「”そんなんムリや”とか言うよりも、ムリしてでも背負って走ろうって思います」「環境や逆境、そんなんを言い訳にしたくないんで」…インタビューの終盤で神ちゃんが語ったこの言葉たち。惜しげもなくこう語ってくれた神ちゃんのことを、本当にかっこいい人だなと思います。

触れたら突き刺さりそうなほどに角張っていたその容れ物自体は、たしかに丸い形に変わってしまったのかもしれません。だけどその内に燃やした炎は決して消えていないし、前を向いて熱くひたむきに突き進む姿勢は変わってないんじゃないかなと思います。ただのド新規の戯言でしかないですけど、わたしはこの10000字を読んで改めてそう感じました。

 

うーん、もう忘れちゃいました(笑)

ハワイのハレアカラ火山での願い事を教えてほしいと言われて最後にはきちんと答えていたけど、一度はこうやってはぐらかした神ちゃん。なんていうかうまく言えないけど、うん、神ちゃんだなって。泣きそうなぐらい愛おしくてたまらないなぁって。

神ちゃんは「メンバーのやさしさに甘えてばっかじゃダメだ」と言うけれど、甘えていいと思います。勿論直さなきゃいけないと自分で気付いた部分は直すべきなんだと思う。だけど甘えるのは悪いことじゃないよ、もっともっと甘えていいんだよって、そう言ってあげたいです。だけどそれをするのはわたしたちではないから、ファンにはできないことだから、意地っ張りで甘え下手で不器用な神ちゃんを包み込んでくれるメンバーがいてくれて本当によかったし、どうかこれからもジャニーズWESTというお家が、神ちゃんにとって少しでも甘えられる場所であればいいなと思います。

 

人間誰しもいつだって本音全開で生きているなんてとても思わないけど、特に神ちゃんは心の壁が厚い、自分の内側を曝さない、バリアの強い人というイメージがあります。だから今回のたった10000という文字数で語られたことは、恐らく彼の中にある真実のうちのほんの一部。とにかく今はっきりと語れることだけをそのまま正直に話してくれたんだろうなという印象が全体的にあるし、その行間にはまだまだ語られていない本音がいくつもあるんだろうな、となんとなく思います。勝手な想像だけど。

そんな神ちゃんだからこそ、わたしはもっと彼のことを知りたいと思いました。厚い壁の向こう側を見てみたいと、そう思うんです。わたしは何より神ちゃんの歌が、ダンスが、アクロバットが、そのパフォーマンスが好きです。演技も好みだし、歌っていないときの声も好き。なんていうか、えーと…あえて面倒なことを言うんですけど、多分これだけの要素が何も変わらなければ、もし神ちゃんが今の性格じゃなくてもわたしはきっと神ちゃんのことを好きになっていたと思います。だって内面から好きになったわけじゃないから。

だけどわたしは神ちゃんの、不器用すぎて心配になるくらい熱くてまっすぐで負けず嫌いで、いつだって全力で、頑固で自分に厳しくプライドが高い、そしてそれらがもたらしているであろう意地っ張りで甘え下手なところも含めて、そんな性格がとても好きです。最初に好きになったのはパフォーマンスからだけど、神ちゃんのことを知っていくうちに見えてきた”アイドルの神山智洋”としてこちら側に見せてくれるその内面も、いつのまにかものすごく好きになっていました。

10000字の神ちゃんの写真、どれもすごく綺麗なんですよね。わたしはいつも神ちゃんのことをかっこいいとかかわいいと言うけど、この写真はものすごく、綺麗。衣装がシンプルなことと背景が真っ白なことも相俟ってるのかもしれないけど、とにかく表情や雰囲気がすごく穏やかで綺麗で、あぁ、神ちゃんってこんな顔もする人なんだなって思ったんです。きっとまだまだ知らない神ちゃんの表情がたくさんある。未来の神ちゃんはもっとたくさんの表情を見せてくれるはず。わたしはそんな神ちゃんの表情を、姿を、これから先も見続けていきたいなと改めて思いました。だからこそこの先を見るためにも、神ちゃんがデビューできて、諦めないでくれて本当によかった。

例え今はどんな形であっても、神ちゃんなら、わたしが好きになった神山智洋というひとなら、悩んだり苦しんだりすることがあってもきっとこれから先もっともっとその存在を輝かせてたくさんのひとを魅了して、キラキラした素敵な景色をいくつも見せてくれるんだろうなと信じています。

こんなにも胸を張って心の底から大好きだと言える神ちゃんを好きになれたことは、わたしにとっての誇りです。

 

多分とかきっととか曖昧な言葉ばかり並べた、憶測や妄想だらけの感想にここまでお付き合いくださってありがとうございました。なんだかものすごく長くなってしまったし、きっと数日後や数か月後、これを読み返したときにかなり恥ずかしい思いをするんだろうなぁわたし…だけどこうしてここに残せて、なんだかちょっとすっきりしています。

10000字インタビューを読む前に抱いていたわたしの中の不安は、ただの杞憂でした。勿論すべて想像通りだったわけなんてないし、びっくりした事実もある。だけどこれを読み終えた今、前よりもっと神ちゃんのことが好きだと思えます。そしてこうして変わらず神山智洋くんの担当だと名乗れる今日が、本当に幸せです。

*1:2014年6月号 デビューまでの114日、というジャニーズWESTのインタビュー記事